【学習する小・中学生の皆さんへ】
皆さんは、あと数年もすると大人として立派に生きていくことになります。
学校や塾では、生きていくために必要な知識や行動を学んでいます。
つまり、社会での行動のため知らないことや、できないことを学び、練習しているのです。
ご両親や先生は皆さんよりちょっとだけ上手にできることがあります、その経験を活かし色々なことを教えることはできます、応援したり励ますこともできます、また時には怒ることもあるかもしれません(*^_^*)。
しかし実際考えたり、行動するのは皆さんです。
そこで、効果的な行動(学習)をしていくには、どんなことに気をつけて、どんな心構えで取り組めば良いのかをここでお伝えしていきます。(塾通信よりの抜粋)
皆さんが「そうだな」と感じたときは参考にして自分の学習・生活・行動の役に立ててもらえれば嬉しいです(
^)o(^ )
今回は(9)で、卒業生の作文です。
(9)卒業にあたって
卒塾生より 卒業生 中野 翔子
私は有名な作家でも、著名な詩人でもありません。
ただ教室に通っている皆さんより、ほんの少し早く生まれたということだけです。
ですから本来「学習する皆さんへ」なんて偉そうに書くことはできないんですけど、
皆さんがこれから経験する様々なことを、曲がりなりにも経験してきたので、少しお伝えしたいと思います。
小中学生というのは、まさに好奇心のかたまりで私もいろんなことに首をつっこみました。
映画、英語、料理、部活、恋愛…あまりにもそのことに集中しすぎて、返ってきたテストに顔面蒼白!
なんて1回や2回ではありません。
それでも中1、2年のころは「受験なんてまだまだ」と、のんきに考えていました。
週3回塾に来て、家での勉強なんて一週間に2回すればいい方。
テスト前でも鼻歌うたいながら方程式を解くなんてそうめずらしいことじゃない。
そんな2年間を過ごしていました。
そんなグータラに変化が見え始めたのは3年生の11月の半ば頃からです。
部活も引退し、相変わらずグータラしてたころ、なんと友達が放課に問題集を解き始めたではありませんか。
そこでやっと受験生のスイッチが入りました。
「ガリ勉」のイメージぐらいやりました。
とくに、期末と学年末のまえには塾でやった過去問以外に数年分の問題を先生にお願いしてコピーしてもらい、
これまでにないほど家でやりました。
また、よく解らない問題など塾が終わっても、先生につきあってもらい居残りでやっていました。
この3年間勉強してきて、皆さんにお伝えしたいことが三つあります。
@ 努力は絶対結果になって返ってくる。これは、勉強してきた中で何度も実感しました。
A 勉強して損はない。今「うっそだ〜」と思った人、うそではありません。
本当ですテスト勉強してそこが出なかったら損だと思いますか、長い人生で考えて下さい。
B 興味を持ったことは最後まではまり込む。
興味を持つということは、必ずといっていいほど『力』がつきます。
他の人よりそのことに関して『力』があるわけですから、これからの人生の中で役立つ日が絶対きます。
平凡な毎日にあきたら、ちょっと考えを変えて下さい。
最後に、中学生の皆さん、中学生はストレスもたまりますが、いい勉強、いい友達、いい恋愛をしてください。
小学生の皆さん、毎日が楽しすぎてあっと言う間に卒業です。一日を大切にすごして下さい。
そして、先生、本当にありがとうございました。時々顔を出しますね。